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- 燃料が残り少なくなるとお知らせする、「燃料残量警告灯」は、残量がタンクの容量の約15%以下になると点灯するものが多いようです。距離になおすと約50㎞近くは走れる計算になりますが、エアコン使用による燃費悪化や渋滞時、スタンドが近くにない場合などを考慮すると、点灯したときは早急に給油したほうが安心といえますね。 NEW
- 警察庁の発表では、ナンバープレートの盗難は2022年度で6,231件発生と、クルマの部品盗難の6.8%を占めています。以前では盗まれたナンバープレートは犯罪などで使用されていましたが、最近では部屋の装飾用とし海外で販売する目的で盗まれることもあるそうです。使用済みのナンバープレートは陸運局で穴をあけられて、記念品として所持することができますが、そのような正規品ではないものも、オークションなどで販売されているケースもあります。 NEW
- 追い越しと追い抜きの違い、同じだと勘違いされている人も少なくないようです。追い越しは左側から右側レーンへなど、車線変更を伴って前走車を抜く行為です。一方で追い抜きは、2車線ある道路で右側車線の遅いクルマを左側車線を走行したまま抜くなど、車線変更を伴わないでクルマを抜く行為になります。
- ETC2.0の利用率は2023年7月時点で31.0%と、導入から7年経っていますが普及が進んでいません。渋滞迂回など便利な機能を使うのには、ETC2.0対応のカーナビが必要であることや、ETC2.0の割引がコーポレートカードや圏央道など、一部の高速道路に限られていることが原因のようです。
- 日本経済新聞の調査によると、人口1万人あたりのガソリンスタンド数は、最も少ないのは東京都で0,95軒、次が神奈川県の1.35軒、3位は大阪府で1.5軒と、大都市圏が上位を占める結果となっています。なお、東京都はスタンド数は全国7位(1,326軒)ですが、過去10年間の減少率も最も多く26.5%でした。
- 高速道路本線への合流のための加速車線、その長さは本線の速度設計に応じて決められているそうです。最高速度100km/hの高速道路の場合、長さ240m以上の加速車線の設置が必要とされています。加速車線でしっかりと加速させて、安全でスムーズな合流を心がけたいものですね。
- 10月9日はスポーツの日で祝日ですが、実は「トラックの日」でもあります。(公社)全日本トラック協会がトラック運送業界が果たす経済的・社会的役割や業界の取り組みについて、多くの方に関心と理解を深めていただくために制定した記念日です。日本の物流を支えるトラック輸送に、今後ともご理解をお願いいたします🚚🚛
- 10月1日より2t以上のトラックにも、ハシゴなど昇降設備の設置が義務化されました。荷役作業中の労働災害を防止する目的で、従来は5t以上に義務化されていたものが拡充される形になります。同時に、2t以上の平ボディやウィング車の荷役時には、ヘルメット着用も義務化されました。
- 秋は行楽や旅行などで、長距離ドライブをする機会も多いですね。運転で疲れないためには、定期的に休憩をとることが大切です。一般道では2時間おきに30分ほど、高速道路では1~2時間おきに20分~30分ほどを目安に、休憩をとりましょう。なお、仮眠をとる場合は30分以内にしましょう。30分以上の仮眠は、深い眠りに入ってしまうため、目覚めた後も眠気がとれなくて逆効果になってしまう場合もあります。
- 警察庁によると有識者会議で、高速道路での大型車などの最高速度引き上げが検討されています。運送業界の2024年問題を見据えて、運行時間削減のために、現在の80km/hから引き上げる是非についてだそうです。現代の大型車には90km以上出せないようにリミッターが付いていますので、区間によっては120km/h走行が可能な普通車との速度差解消には良いのかもしれません。ただし、2024年問題の解決策としては、その効果には疑問が残ります。
- AFによると、「猫がクルマに入り込んだことによるトラブル」によるもので、今年6月の救援要請件数は343件にも上ったそうです。これからの時期は気温が低下すると、猫のエンジンルームなどへの侵入が増えてきます。知らずにエンジンをかけて、猫をファンベルトに巻き込んでしまわないように、乗車前にボンネット付近を軽く叩くなどして、猫の巻き込み事故を防止しましょう。
- 車線変更で入れてもらった時など、お礼としてハザード(非常点滅灯)を点灯させるのが「サンキューハザード」です。本来の目的とは違いますが、他車との数少ないコミュニケーションになります。タイミングを間違えると違う意味に取られますので、使用時には気をつけましょう。
- 自動車の追突事故、赤信号などで停止中の車への追突の場合は、追突した側の過失割合が100%となり、追突された側は過失がゼロになりますよね。ところが追い越し時などに車線変更して後続車に追突された場合は、追突された側が80%~90%、追突した側が10%~20%の過失割合になる場合もあるそうですので、急な割り込みをしないように注意しましょう。
- トラックなど貨物車の荷台には、人が乗車することは道交法で禁止されています。ただし例外もあり、荷物を看守することが必要な場合や、パレードやお祭りなどで見掛けますが警察署長の許可を得た場合は、最小限の人数が乗車することが可能です。
- 不幸にして車が盗まれてしまった場合、車両保険に加入していれば保険金が支払われます。ただし、無施錠でエンジンをかけたまま車から離れて、盗難に遭った場合は重大な過失があるとみなされて、保険金が支払われないケースもあるそうです。コンビニ駐車場などで、よく見掛けますが気をつけましょう。
- 雨降りの日の運転は、ブレーキの効きや視界も悪くて、事故も発生しやすくなりますよね。全日本交通安全協会の発表では、雨の日に起きる事故の発生件数は、晴れた日の5倍にも達するそうです。雨の日には、ヘッドライトを点灯させて、速度を落として車間距離を多めにとって、余裕をもった運転をしましょう。
- 道路のセンターラインにひかれた白線には、実線と破線がありますが、その違いは追い越し方法にあります。白い実線の区間は追い越し時に、センターラインからはみ出しをすることは禁止です。白い破線の区間では、、センターラインをはみ出して追い越しをすることができます。
- 「だろう運転」とは、周囲の状況を楽観的に自分に都合よく予測して運転することをいいますが、動静不注視による交通事故を引き起こす原因になります。警察庁の「高速道路における交通事故発生状況等(2022年)」によると、2022年の高速道路上の事故原因としても、「前方不注意」に次いで2番めに多いそうです。
- 高速道路で追い越しが終了しても走行車線に戻らず、追い越し車線を走行し続けると、通行帯違反になってしまいます。また、後続車をイライラさせたり、あおり運転を誘発することもありますので、追い越しが済んだら速やかに走行車線に戻りましょう。なお、追い越し車線で何mを走れば違反などの明確な基準はないそうです。
- 高速道路やトンネル内の非常停止帯、設置にも決まりがあり、高速道路ではおよそ500m間隔、トンネル内ではおよそ750m間隔で設置されています。また、事故や故障などでクルマが走行不能になった時にのみ使用することが可能ですので、それ以外の理由で駐停車することは道路交通法違反ですので、気をつけましょう。
- 台風シーズンに突入しましたが、台風接近時は大雨だけでなく暴風にも注意が必要です。風速30mを超えると成人男性でも車のドアを開けることさえ困難になります。また、後方から風が吹いているときは、ドアを少し開けた途端に勢いよくドアが開いて、他車や歩行者に当たってしまうことや、ドアのヒンジが壊れてしまうこともあるそうです。台風の接近時の突風には、くれぐれも気をつけましょう。
- 自動車のフロントガラスには、合わせガラスの使用が法令によって義務化されています。一般的に合わせガラスは、2枚のガラスの間に強靭な中間膜の他にUVカットフィルムなどがはさみこまれ、加熱接着されています。最近では赤外線カットのIRガラスや防音機能を持ったものなど、高機能なガラスも増えてきました。
- 暑い日が続いていますが、炎天下に駐車していると、車内は灼熱地獄と化していますね。素早く車内を涼しくしたくても、そのまま停車していては、なかなかエアコンが効いてくれません。そんな時には、すべての窓を全開→エアコンを外気導入で風力最大で走り出しましょう。2分ほど走れば車内の空気が入れ替わりますので、窓をすべて閉めてエアコンは内気循環に変えればOKです。JAFのテストでは、5分ほどで灼熱の車内が28℃にまで下がりました。
- トラックなど貨物自動車の最大積載量は、下記の計算式で割り出されます。最大積載量=車両総重量ー(車両重量+乗車定員×55kg)車両重量はキャブとシャーシー、架装、オイル、燃料などの重量を足したものです。また、車両総重量は法律で大型トラックで最大25tと定められていますので、これを超える車両を運行する際には、通行予定の道路管理者などに通行許可を申請する必要があります。
- ウィンドウウォッシャー液の代わりに汚れ落ちが良いからと、食器洗剤を薄めて使用してしまう人も少なくありません。食器洗剤は粘度が高く乾燥してくるとゲル状になってしまいますので、ノズルやホースを詰まらせる恐れがあります。また、噴射させた液がボディーに付着すると塗装面のシミの原因になることがあるようです。やはりクルマ専用のウィンドウウォッシャー液を使用したほうが、安心だといえますね。
- タイヤの空気圧が規定量より低いと、高速走行時には「スタンディングウェーブ現象」が発生して、バーストが発生しやすくなります。空気圧が低いことでタイヤがたわんでしまい、内部のコードと呼ばれる構造材が破損してしまうことが大きな原因です。タイヤ空気圧のチェックは、こまめに行いましょう。
- JAFと警察庁が行った2022年の調査では、一般道の運転席でのシートベルト着用率は99.1%でした。また、助手席での着用率は96.9%、後部座席にいたっては42.9%と半数を下回っています。シートベルトの非着用は交通違反になることはもちろんですが、事故が起こった際に死傷するリスクを抑えるためにも、全座席でシートベルトを締めましょう。
- 住宅火災は冬場に多い傾向がありますが、車両火災は夏場に多い傾向がみられます。消防庁によると、車両火災の出火原因として最も多いのが、マフラーなどの排気管だそうです。こぼれたオイルや燃料が高温の排気管に付着して炎上することや、枯れ草の上に駐車して排気管の熱で引火するなどの原因で出火した例があります。とくに夏場はエンジンを停止しても、排気管の温度は下がりにくいので気をつけましょう。
- 過去2年間無事故無違反のドライバーが軽微な違反をした際には、その後3ヶ月間を無事故無違反で過ごせば違反点数は加算されないルールがあります。よく勘違いされますが、これは点数制度に関わるもので、違反をしたこと自体が消えるわけではないので、更新時にゴールド免許はもらえません。ただし、免許不携帯など違反点数がつかない反則金のみの違反をした場合は、更新時のゴールド免許には影響しないそうです。
- 国土交通省の発表では、2022年3月現在の全国の運送会社事業者数(一般)は、前年度末より375社多い5万7,856社で、過去最多となりました。都道府県別でみると、東京都が最も多く4,967社、次が大阪府の4,633社、埼玉県が3,480社と続いています。車両台数も143万6,625台となり、前年度より1万1,579台の増加です。また、車両が最も多い都道府県は、大阪府の10万6,652台、次いで東京の10万5,306台、北海道が9万7,179台と続いています。
- 7月1日は「名神高速道路全通記念日」です。 1968年4月25日の東名高速道路(東京IC〜小牧IC,347km)の開通に先立ち、1965年のこの日に、愛知県の小牧ICと兵庫県の西宮ICを結ぶ、路線延長189.5kmの名神高速道路が全開通しました。 ちなみに名神高速道路は通称名で、正式な法定路線名称は「高速自動車国道 中央自動車道西宮線」になります。
- NEXCOの高速道路の通行料金は、一定距離以上を連続して利用した場合には料金の割引を行なわれる「長距離逓減制」を適用しています。通行止めなど理由によって途中で降りて再び高速道路にのった際には、ETC利用の場合は自動的に通行料金の調整がされるそうです。ただし、ETC利用照会サービスの表示金額については通常料金が表示されますが、請求時には調整された金額に修正されますので、ご注意ください。
- JEITA(電子情報技術産業協会)の発表では、2022年度のドラレコ出荷台数は2021年度に比べて20.8%減って425万7906台と、大幅に落ち込みました。 その要因としては、あおり運転対策の需要が一巡したことが挙げられるそうです。 近年ではレンタカーにも装備されていいたりして、ここ数年でドラレコ装着車が一気に増えてますね。
- 経済産業省は5月26日に、ガソリン補助金を今年9月30日で終了させる方針であることを発表しました。ガソリン補助金は2022年1月よりスタート、2022年4月からは35円/Lを上限に支給されておりましたが、2023年1月からは毎月2円ずつ引き下げられ5月には25円/Lの上限金額となっています。またレギュラーガソリンの全国平均小売価格が170円/L(4月25日週以降は168円/L)を超過した場合は、上限の超過分の半分が補助されています。今回の発表では6月以降は2週間ごとに補助金の率を段階的に10%ずつ引き下げて、9月末でガソリン補助金を終了させるものです。なお今後の石油価格の情勢によっては政府も柔軟な対応をするそうですが、燃料価格の高止まり解消が望まれます。
- 雨に日など濡れた路面で起きる「ハイドロプレーニング現象」、高速道路などで起こりやすいようですが、高速で回転するタイヤの排水が追いつかなくなり、路面との間に水の膜ができることが原因です。「ハイドロプレーニング現象」が起きると、ハンドル操作やブレーキ操作が効かなくなりますので、たいへん危険な状態になります。速度が上がるにつれて起きやすくなりますので、雨に日はやはり速度を落として運転ましょう。
- 6月6日は、雨の日に車の視界を保つ「ワイパーの日」でした。 ワイパーは雨滴を払い除けるのではなく、窓ガラスに付いた雨滴を均一な薄い膜にすることで、視界を確保しています。 ワイパーを長持ちさせるためには、ゴム部分のブレードをきれいに保つことと、ワイパーを使用する際には乾いたガラス面で動かさないこと、真夏の炎天下や真冬の凍結時の駐車ではワイパーを立てておくことなどが有効です。
- ETC搭載車で間違えて料金所の一般レーンに進入した場合、ETCカードでの支払いは可能ですが各種ETC割引は適用になりません。また入口ゲートで間違えて一般レーンに進入した場合も同様で、各種ETC割引は適用になりません。また係員がいるゲートではETCカードを利用する旨を伝えて渡せば、必要な処理をしてもらえますので出口はETCレーンを通過できます。一方で発券機が設置されたゲートでは、そのまま通行券を受け取り出口では一般レーンに進入して、ETCカードを手渡しで支払いすることが必要です。
- タイヤがパンクした際に、修理不能な場合があります。①タイヤのサイドウォール(側面)が破損したもの ②バーストしたタイヤ ③接地面が摩耗したタイヤ ④パンク修理剤を使用したタイヤ(例外もあり) ⑤穴が大きいパンク パンクの修理は、タイヤ屋さんに相談してくださいね。
- 太平洋側では梅雨時から夏場にかけて、雷の原因となる積乱雲が発達しやすくなります。積乱雲はゲリラ豪雨の原因になりますが、時には雹(ひょう)を降らせることも。雹は5mm以上の氷の塊ですが、時には50mmを超える大きなものが降ってくることもあります。大きな粒の雹は時速100kmを超えることもあるので、車外に出ることはたいへん危険です。できれば屋根がついた駐車場などに避難しましょう。また車が傷ついてしまった場合は車両保険の対象になりますので、ご加入中の保険会社にお問い合わせください。
- これからは暑さも本格化してきますが、カーエアコンをフル稼働させるなどでバッテリーへの負担も増える時期です。JAFの発表では2022年お盆休み期間中の救援出動理由では、バッテリーの過放電によるトラブル(全体比28.82%)がトップでした。パワーウインドウの動きが遅い、ライト類がいつもより暗くなったなどの兆候があらわれたら、バッテリーが弱っていることも考えられます。
- 乗用車では、ほとんどのガソリン車やディーゼル車の給油口は運転席の後方に設置されています。しかしEV車(電気自動車)の充電口は、ボンネットなど運転席の前方に設置されているものが一般的です。これはドライバーがまだ充電しているのに車を発進させることがないように、ケーブルが繋がっていることを視覚で認識させることも理由の一つになります。
- 乗用車にルーフキャリアを使用して荷物を積む際にも、道路交通法施行令の違反で交通違反に取られることがあります。その場合に気をつけたいことは、車体からはみ出す長さや幅、高さです。道交法施行令22条3項・4項では、「荷物の大きさは長さが車体の長さの1.2倍まで、横幅が車体の幅の1.2倍まで、高さが地面から3.8mまで」と決められていますので、乗用車といえども荷物のはみ出しには気をつけましょう。
- タイヤは同じ位置でずっと使用していると、部分的にすり減る「偏摩耗(へんまもう)」を起こす場合があります。タイヤの偏摩耗を防いで寿命を伸ばすためにも、ローテーション(入れ替え)が必要です。ローテーションをする際には、回転方向が決められているタイヤでは前後で入れ替え、回転方向が決められていないタイヤでは前後左右をX型に入れ替えるとよいでしょう。
- 車内への子供の置き去りによる痛ましい事故が、毎年何件も発生しています。子供は大人に比べて①体重あたりの体表面積が大きい、②汗をかく能力が低い、③暑さに体が慣れて対応する暑熱順化に時間がかかることなどから、熱中症にかかりやすいと言われていますので、まだ5月といえども車内への置き去りはたいへん危険です。また「保護責任者遺棄罪(刑法218条)」にあたりますので、少しの時間でも子供の車内への置き去りは絶対にやめましょう。
- 夏場の時期は山間部などで霧が発生することが多くなりますが、霧が発生している際には他車が自車を認識できる距離が短くなりますので、ヘッドライトやフォグライトを必ず点灯させましょう。ヘッドライトを点灯させる時にはハイビームでは水滴に反射してしまい、かえって視界が悪くなりますので、ロービームを点灯させるようにしましょう。
- 国土交通省が4月21日に、ご当地ナンバーの新しい地域名表示として、「十勝」「日光」「江戸川」「安曇野」「南信州」「彦根」の6地域を追加することを発表しました。2025年5月ごろから交付の予定ですが、これから検討される図柄が楽しみですね。
- 運送・物流業界の2024年問題への対策として、政府は2024年度から新東名高速道路の3車線区間の一部に、自動運転車用のレーンを設けて、「自動運転レベル4」に対応した自動運転車の実用化を図っていくことを発表しました。当初は駿河湾沼津~浜松の約100kmほどの区間に専用レーンを設置する予定だそうですが、実現すれば走行中にドライバーが休憩をとることも可能になりそうです。
- 総務省消防庁によると、平成 12年から平成21年までの10年間に発生したガソリンスタンドでの火災事故は年間平均36件発生しました。そのうちの半数以上がガソリンなど危険物が関連した火災事故で、着火原因のうち9件が静電気火花によるものだそうです。静電気発生による火災事故防止のためにも、給油前には静電気除去パットに必ず触れておきましょう。
- 警察庁の発表では、2022年の交通違反の検挙総件数は614万1535件でした。違反別でみてみると「一時停止違反」が最も多くて146万6131件になりますが、なんと1日あたり4000件以上も検挙されていることになります。次に多かったのは「最高速度違反」で、93万2260件と1日あたり2,500件以上です。やはり、交通違反には気をつけましょう。
- 電子車検証が取り入れられて、すでに目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?電子車検証にはICタグが貼り付けられていますが、タグの部分を折り曲げたりすると破損してしまう恐れがあります。また高温に弱いので、炎天下でのダッシュボード上への放置も、壊れてしまう恐れがありますので注意しましょう。
- 警察庁の発表では2022年の自動車盗難認知件数は、5734件(前年比10.7%)と2003年以来の前年比増加となりました。一方で検挙率については49.3%と前年に比べて3.7%減少しています。盗難が多かった車種は、トヨタ・ランドクルーザーが最も多く450台と全体の16.9%を占め、2位プリウス、3位アルファードが続いていますが、トヨタ車が上位を独占する結果となりました。
- 各NEXCOなど高速道路事業者6社の調べでは、ETC2.0の2022年11月時点での普及率は、普通車以下は19.9%とまだまだ低いのですが、中型車以上では66.7%とおよそ3分の2を占めています。まだまだ車載器の価格が高いこと、通行料金のメリットが一部に限られることなどが、普通車で普及しない原因かもしれません。一方で運送事業者等にはETCコーポレートカードの割引率の恩恵があることなどから、普及が進んでいるようです。
- 以前に比べて過積載は少なくなってはきましたが、4月1日より高速道路の料金所で自動軸重計を用いた、軸重オーバーの取締りが開始されるそうです。トラックの軸重は1軸で10トン(エアサストラクタのみ11.5トンに緩和)と決められていますが、過積載などで20トンの軸重のトラックは、定量積載で10トンの軸重のトラック4000倍も道路や橋梁などの劣化に影響を与えます。過積載はもちろんですが、積み荷の偏りなどによる軸重オーバーにも、気をつけたいものですね。
- 4月1日から自動運転レベル4が解禁されるそうです。自動運転領域(エリア)内において、システムに運転操作を任せて、緊急の際にもシステムが対応することになります。ちなみに従来のレベル3では緊急の際にはドライバーの操作が必要ですので、レベル4で自動運転化が進むのですが、当初は路線バスなど決まったエリアを走る車への採用が主体になりそうです。
- 雨の日の運転で視界を確保するためになくてはならないワイパーですが、ゴムが劣化してヒビ割れたり切れてしまうと拭きムラができたりして、視界の妨げになることがあります。ワイパーのゴムの寿命は、使用状況にもよりますが、一般的には1年ほどです。定期的にチェックしてゴム部分が傷んでいるようなら、早めの交換をしましょう。
- 以前では自動車の後席にヘッドレストがついていない車が多かったのですが、最近では後席にもついていますね。ヘッドレストは、追突された際に頭部や頸部への衝撃を防ぎ、むち打ち症などを防ぐ重要な役割を担っています。ヘッドレストの調節は、衝撃によって頭部がのけぞった際に、首部分ではなく後頭部があたる位置に調整しておくことが必要です。
- 高速道路のETC深夜割引が、2024年をめどに改定されることになるようですね。改定後は22時~翌5時と3時間拡大されますが、割引対象になるのは対象時間帯の走行分のみになります。また割引を受けるには、ETCマイレージ登録かコーポレートカードが、必須になるので注意が必要です。また、新制度導入後5年間は激変緩和措置として、深夜割引を含んで1000km以上を走行した際には、1000kmを超えて走行した距離についても、深夜割引対象の走行距離に加えられて割引が適用されます。
- 警察庁の「自動車の速度と歩行者の致死率」のデータでは、自動車が時速0~20km時の走行時に歩行者と衝突した際は致死率が0.4%、20~30km時は0.9%、30~40km時は2.7%の結果が出ています。さらに、クルマが時速40~50km時の走行時では7.8%、時速50~60kmにおいては17.4%となり、時速30kmを超えると致死率が急上昇しはじめ、50㎞を超えると致死率は一気に高くなるようです。
- 国道や高速道路などは国土交通省が管理や建設、整備を行っていますが、農道や林道は農林水産省が行っています。農道や林道も多くが道路交通法では公道の扱いになりますので、交通違反をすれば摘発されますので注意しましょう。
- 現代では自動車保険にもロードサービスが付いていますが、JAFのロードサービスとは異なる点がいくつかあります。保険会社のロードサービスでは契約した車両以外はサービスを受けられませんが、JAFは個人で入会するため、会員であればレンタカーなど他人名義の車でもサービスを受けられます。また保険会社のロードサービスの車には同乗させてもらえませんが、JAFでは修理工場まで同乗させてもらうことが可能です。
- 今年もまもなく、嫌な花粉と黄砂のシーズンがやってきます。どちらも人にアレルギー症状を引き起こすだけでなく、車のボディにも汚れや塗装の傷みをもたらす厄介ものですね。花粉は雨に濡れるとペクチンという物質を放出して、乾くと塗装面に侵食してシミになったり、ボディを腐食させます。また黄砂にはシリカなどの鉱物が含まれているので、擦ると塗装にキズをつけてしまうのです。どちらも、洗車の際には高圧洗浄などで洗い流してから、洗剤の泡で包みこむように洗いましょう。
- 高速道路で故障中で路肩停車している車の車内に、人が乗ったままの光景を見かけることがあります。高速道路本線上の停車では後続車から追突の恐れもありますので、ガードレールの外側などで救援を待つことが鉄則です。発煙筒や三角表示板も後続車に自車の存在を知らせるために、停車時には必ず使用しましょう。
- (公財)高速道路調査会による居眠り運転に関する報告書によると、居眠り運転によってヒヤリとした経験があるドライバーは、半数に近い約49%にのぼるそうです。また、居眠り運転による事故が多く発生する時間帯は、午前2時~4時と午後2時~4時、これは人間の生体リズムの「サーカセミディアンリズム」などが大きな原因だと考えられています。この時間帯は、居眠り運転には要注意ですね。
- ETCカードを車載器に、ついつい挿したままにしていませんか?万が一盗難に遭った時にはカード所有者の過失を理由に、盗難保険の補償が受けられないケースもあるようです。また夏場の炎天下では高温により、カードが変形することやICチップが破損する場合もありますので、ETCカードは面倒でも車から長時間離れる時には抜いておきましょう。
- 2023年7月1日に施行される改正道路交通法では、原付が次の3つの区分に分けられます。①一般(一般原付)時速30㎞以下、②特小(特定小型原付)時速20㎞以下、③特例特小(特例特定小型原付)時速 6㎞以下。それにともない、電動キックボードは16歳以上であれば、運転免許が不要になります。ただし交通違反をすると、反則金が発生するので気をつけましょう。
- 高速道路の料金所などで赤色と白色のブロックを見かけますが、正式名称は「KYブロック」です。「KYブロック」は樹脂製で軽いため、水を重し代わりに入れることで風で飛ばされないようにされています。車両が衝突した際には衝撃を和らげる緩衝効果もあり、移動も楽なことから、最近はイベント会場や駐車場などでも使われるようになりました。
- 意外に知られていませんが、交通事故の約3分の1は駐車場内で発生しています。駐車場内では駐車場スペースを探すために、視線も前方からそらしがちです。歩行者や自転車などにも気をつけて、徐行(時速10㎞以下)での走行を心がけましょう。
- 普通車の運転免許しかないのに、最大積載量10tの大型トラックを運転すると、無免許運転になってしまいます。ではAT車限定免許でMT車を運転すると、こちらは免許条件違反となり、無免許運転にはなりません。とは言うものの、交通違反には変わりないので、気をつけましょう。
- 日本の信号機は「青→黃→赤→青」と色が変わりますね。ところが、イギリスなどヨーロッパ諸国の信号機は、「青→黃→赤→黃→青」と赤から青に変わるときにも黄色が点灯するそうです。もちろん、もうすぐ青になるからと赤色から黄色になったタイミングで発進すると、信号無視になります。
- 今冬も大雪による大規模な立ち往生が発生しています。渋滞解消までの時間もかかるので、特に気をつけたいことは車内の一酸化炭素濃度。JAFの実験では雪にマフラーやエアダクトが埋もれた場合、車内は18分後には測定器の限界を超える一酸化炭素濃度に達してしまいました(エアコンは内気循環時)。長時間停止する場合は、マフラーなどの除雪と換気が必要ですね。
- 幹線道路などで路肩や中央分離帯に、プロペラが付いた丸い反射板がポールの先に付けられていますが、見掛けた方も多いのではないでしょうか。このプロペラは風で回転することで、反射板の汚れを落とすことが役割です。たしかに、排気ガスなどで反射板が汚れていては、役に立ちませんよね。
- 道路標識は大きく分けると、3つの種類に分けることができます。赤色の規制を表す「規制標識」、黄色の警戒を促す「警戒標識」、青色(高速道路では緑色)の主に情報を伝える「案内標識」です。赤色や黄色の標識は特に重要ですので、見落とさないように気をつけましょう。
- 2023年は4年ぶりの東京モーターショウが名称も改めて、「「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)」が開催されます。会期は2023年10月26日(木)~11月5日(日)(一般公開は10月28日(土)より最終日)、東京ビッグサイトでの開催になりますが、今回はどんな車が出展されるのか楽しみです。
- トンネル内では隣車線を走行する車に視点が、ついつい行ってしまいがちです。人間は注意をひくものに対して近づこうとする意識が働くので、「視覚吸引作用」によって知らない間に隣車線の車に接近してしまいます。隣車線の車が気になってしまうときには、速度調整をするなどして並走しないようにしましょう。
- 多くのトンネル内部には水はけをよくするために、路面に傾斜がつけられています。そのために入口付近では上り坂で速度低下しやすく、出口付近では下り坂になっているので速度が出すぎてしまい気味です。またトンネル内部では速度感覚も鈍ってしまいがちなので、スピードメーターでときおり速度を確認する必要があります。
- 追突事故は追突された側の過失0%が一般的ですが、追突された側にも過失が発生するケースがあります。危険回避などでもないのに急ブレーキをかけた場合、駐停車禁止場所での駐停車、高速道路上での駐停車などです。このように、過失が付くケースも意外に多いので、気をつけましょう。
- 今年の10月から自転車の交通違反にも、赤キップが導入されています。信号無視や一時停止違反などは、以前は指導警告であったのですが、赤キップの対象となりました。3年以内に2度の赤キップで、有料講習を受ける義務が発生しますので気をつけましょう。
- 下の道路標識は「がけ崩れ注意」に勘違いされることが多いのですが、「落石のおそれあり」の道路標識です。この標識を見掛けた時には、落ちている石があるかもしれないので、速度を緩めて慎重に通行する必要があります。
- 幹線道路として身近な国道ですが、その数は459路線に及ぶそうです。中でも一番長い路線は、東京都中央区と青森県青森市を結ぶ国道4号線ですが、実延長距離は742.5kmを誇ります。東京・埼玉・茨城・栃木・福島・宮城・岩手・青森と、8都道府県を結ぶ、東北地方の大動脈です。
- 高速道路で故障時などで停車時に、三角掲示板を使用しますが、車のすぐ後方に設置するドライバーを見掛けます。また、後続車に停車車両があることを知らせることが目的ですので、車両の後方に50m以上離して置くことが必要です。なお、高速道路での停車は、三角掲示板または紫色の回転灯設置が義務付けられていますので、常に車載しておきましょう。
- JAFが今年全国のドライバーを対象に行った調査では、信号機がない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている際に、一時停止する車は39.8%でした。およそ6割のドライバーが停止しないことになります。もちろん一時停止は、ドライバーの義務ですので交通違反です。みなさんも、歩行者がいる横断歩道での一時停止、気をつけて安全運転でいきましょう。
- 2022年7月にJAFが行ったアンケートでは、自動車税や重量税を「非常に負担に感じる」と回答した人の割合は、全体の65.8%にのぼりました。「負担に感じる」と回答した人を加えて、92.7%とほとんどの人が負担に感じています。自動車関係の税制は、早急に見直してほしいものです。
- 電子車検証の車検証アプリでは、車検証に記載されていない車検更新日や使用者の住所、所有者の氏名と住所、使用の本拠の位置の他、車両のリコール届け出があった場合に確認することができます。また通知を設定しておくことで、車検の有効期限のお知らせを受け取ることも可能になります。
- 2023年1月4日より軽自動車を除く自動車の車検証が電子車検証になります。従来のA4サイズの車検証からほぼA6サイズに縮小化されて、車検更新日や使用者の住所、所有者の氏名と住所、使用の本拠の位置は記載されません。これらは電子車検証ICタグをスマホなどで読取り、専用アプリで閲覧やダウンロードする方式になります。
- 損害保険料率算出機構の調査によると、2021年3月末で任意の自動車保険加入率は75.3%でした。およそ4台に1台が加入していないことになります。対物事故は自賠責保険では支払われませんので、未加入の車との衝突時を考えると、車両保険もエコノミー型ではなくオールリスク型への加入が必要かもしれませんね。
- 高速道路のインターチェンジでは、スマートICが最近は増えています。今年8月7日時点で149か所が開通しているそうですが、既に事業許可を受けたものも数多くあり、まだまだ新規開通が増えそうです。便利なのですが、なかには6時~22時の利用時間が決められていたり、大型車が利用できないICもありますので初めて利用するICでは、事前に確認しておくとよいですね。
- 雨の日の運転は、視界が悪くて路面も滑りやすいので、誰もが嫌なものですよね。 特に危険なのは雨の降りはじめ、道路の表面にホコリや油分などが浮き上がっているので、完全に濡れてしまった路面に比べると、かなり滑りやすい状態になっています。
- 新東名高速道路の御殿場JCT~浜松いなさJCT、東北自動車道の花巻南IC~盛岡南ICに続いて、10月12日から東北自動車道の岩槻IC~佐野藤岡IC間が最高速度100km/hから120km/hに引き上げられます。大型トラックや大型トレーラーなどは80km/h制限に据え置きのため、速度差が40km/hあります。車間距離を十分に取り、進路変更をする時は安全確認をしっかりと行いましょう。
- セルフスタンドで給油をする時に、給油ノズルのレバーを操作してもガソリンが出てこないことがあります。セルフスタンドでは店員さんが、油種や間違った操作をしていないかチェツクした後に、確認のスイッチを押すことで給油が可能になるシステムとなっていることが、すぐに給油できない理由です。
- 運転免許証の交付年月日の右側に、5桁の数字が記されています。これは「照会番号」と呼ばれるものですが、各都道府県公安委員会が検索や照会に使うものです。各公安委員会によって、交付日ごとの連番、更新時の講習種別など、数字が表示する意味が異なります。
- 山間部などで見掛ける動物注意の標識ですが、全国には様々な種類のものがあります。中でも変わり種として、徳島県や沖縄県には「カニ注意」の道路標識がありますが、カニの繁殖シーズンには産卵のために、カニの大群が道路を横切ることがあるそうで、ドライバーに注意をうながすことが目的です。
- 無事故無違反ドライバーの証(あかし)のゴールド免許、5年間無事故無違反でも失効させてしまうと、ブルー免許になってしまいます。ただし、失効の理由が長期の病気療養などやむをえない事情の場合は、有効期限が経過して6か月以内であれば、ゴールド免許を引き継ぐことが可能です。大切な免許の更新は、忘れないように気をつけましょう。
- 台風シーズンの真っ只中ですが、台風接近時には車の使用はもちろん、外出も控えたいものです。やむを得ない事情で出掛ける際は、通行経路を各自治体が発表しているハザードマップで調べておくことをおすすめします。特に河川の氾濫やがけ崩れの恐れがある地域の通行は、細心の注意をはらって、身の安全を最優先に考えましょう。
- 滅多にないことですが、信号機は故障時に赤と黄色が交互に点滅するように、あらかじめ設計されています。もしすべての信号機が青に点灯してしまったら、事故が発生する恐れがありますよね。
- 高齢ドライバーによる高速道路での逆走が近年は社会問題化されていますが、NEXCO東日本の調査では65歳未満のドライバーが、高速道路上での逆走全体の3およそ0%を占めているとのことです。出口と入口の誤認したり分岐を間違えた際に、正しい進路への変更のために意図的な逆走も目立つ結果になっています。
- 電気には直流(DC)と交流(AC)がありますが、家庭用は交流の100V、自動車は乗用車は直流12V、トラックやバスなどは直流24Vです。ただしEV車は、搭載する電池は直流のものを使用していますが、交流に変換してモーターを回しています。その理由は、交流は直流よりもモーターの緻密な制御が可能な為だそうです。
- レーンチェンジや右左折で出すウインカーですが、出したままにしている車を時折見かけます。通常はハンドルを逆方向に切れば戻るのですが、切り角が小さかったりすると戻らないこともあるようです。あまり知られていませんが、交通違反で取締の対象になってしまうこともあります。合図制限違反というもので、普通車で違反点数1点、反則金6,000円になりますので、ウインカーは出し終わったら戻っているか確認しましょう。
- 最近は搭載している車も増えているドラレコですが、SDカードを記録用に使うものが多いようです。このSDカードの寿命は、頻繁に書き込みと消去を繰り返すことから、寿命はデジカメなどでの使用よりも短く、毎日車に乗られる方では1年ほどと言われています。もしもの時に録画されていなくては意味がありませんので、定期的な交換を心掛けましょう。
- 側道から合流する際には、ウインカーを左右のどちらに出すのが正解なのか、一瞬迷ってしまうことがありますね。合流部分に一時停止の標識などがある場合は交差点になりますので、左折と同様に左側のウインカーを出すのが正解です。一時停止の標識などがない場合は、高速道路の合流と同じく付加車線(高速では加速車線)となりますので、右側のウインカーを出すのが正解になります。
- コインパーキングなどでよくみかける「カーシェアリング」、大手の駐車場運営会社やカーリース会社などが参入しています。国内では2000年代初頭にお目見えしましたが、最近では保有台数50,000台を超えて、会員登録者も260万人を超えたそうです。費用も安くて良さそうですが、車の予約時に返却時間も設定しなくてはいけないこと、出発したステーション(拠点)に返却が必要なことなどがデメリットです。
- 新車の納期が長期化している問題が、中古車市場にも影響を及ぼしています。メーカーによっては、小型車でも6ヶ月以上かかるものもあるようです。そのため、下取りや買い取りによって中古車市場に流れてくる車の減少だけでなく、新車の納期が長期化することで車検を迎えるユーザーを中心に、高年式低走行距離の中古車需要が増えています。これらのことが、中古車価格の高値安定の要因となっているようです。
- 1年以上無事故無違反を続けると、自動車安全運転センターに申請することでもらえるのがSDカード(Safe・Driverカード)です。このSDカードはあまり知られていませんが、協賛する飲食店やガソリンスタンドなどで割引の特典を受けられます。該当するドライバーの方は少し費用がかかりますが、警察署などにも申込用紙がありますので、申請してみるのもよいかもしれません。
- 高速道路の渋滞や事故の情報を知らせる「ハイウエイラジオ」ですが、1983年に放送を開始されました。声の主は合成の音声によるものですが、緊急の時にはNEXCOの職員が音声を吹き込むこともあります。ちなみに、自動音声に使うために登録されている単語は、5000以上にも及ぶそうです。
- 乗車定員が11名以上の自動車を1台以上を保有、または5台以上の自動車(自動二輪は0.5台換算)を使用する事業所は、安全運転管理者の選任が必要です。安全運転管理者は、自動車使用の本拠ごと(営業所や支店など)に置かなくてはいけません。また、安全運転管理者選任後15日以内に管轄の警察署への届出と、年1回の講習が義務化されています。
- 暑い日の車内にはエアコンが欠かせませんが、オートエアコンの場合は温度設定ができますよね。カーエアコンにもメーカーによる推奨温度がありまして、国産のC社では国産車では25℃、輸入車では22℃が一番効率よく冷房できる温度だそうです。エアコンを上手に使って、暑い夏も安全運転に心掛けましょう。
- 真夏の炎天下ではエンジンを停止した車内の温度は急速に上昇します。JAFが真夏の炎天下にて行った実験によると、エンジン停止後に窓を閉め切った車内は、3時間ほどで55℃まで上昇しました。また、その際のダッシュボード上の温度は80℃近くにまで上昇して、テストで置いておいた100円ライターには亀裂が入り、ガスが全て抜けてしまったそうです。炎天下での駐車は窓を少し開けたり、サンシェードを利用するなりして、対策が必要ですね。
- 以前は高級車などに標準装備されていました「車速式オートドアロック」ですが、一時期は採用されることも減っていました。事故や緊急時に外部からドアを開けられなくなる可能性があること理由でした。近年では衝撃を受けると自動的にロックが解除されるものが開発され、再び採用するメーカーも増えているようです。
- 暑くなってくるとコンビニなどの駐車場などで、エンジンをかけたままで店内に入る方を見掛けます。道路交通法 第71条には、「自動車を離れるときは他人に無断で運転されることがないようにするための必要な措置を取らなければならない」と記載されていますので、これも交通違反のひとつです。短時間でも車を離れるときには、防犯のためにもエンジンを切り施錠をしっかりしましょう。
- スクランブル交差点と言えば東京の渋谷が有名ですが、日本初のスクランブル交差点は、熊本市中央区にある「子飼交差点」になります。当時の熊本県警担当者が、ニューヨークの5番街を見習い発案して、1968年に子飼商店街の入り口に導入されたことが始まりで、その後は各地に導入されたとのことです。
- 最近増えてきた高速道路のスマートインターチェンジですが、中には全長の制限(12m以内など)や利用できる時間(6時~22時)に制限があるものもあります。またバーの手前で一時停止があるのは、検知器の数が一般のETCゲートが4台に対し、スマートインターでは検知器が1台のみのため、一瞬で情報を読み取れないことが理由だそうです。
- 大雨で道路が冠水、できれば避けて通りたいものですよね。どうしても冠水した道路を通る場合、およその目安として一般的な乗用車では、マフラーの高さから20cm程度が限界だと考えられます。縁石の高さが通常は15cmくらいですので、縁石を超える冠水は黄信号といってもよいでしょう。また、冠水した場所を通過した後は、ブレーキの効きも悪くなっている可能性があるので、ゆっくり走行する必要があります。
- コンビニやスーパーなどの駐車場での事故、私有地ということもあり、警察への届け出は不要と考えてしまいがちです。しかし道交法では、不特定多数の人が利用する場所は、道路ではなくても公道と同様に扱われます。また道交法では事故を起こした際は、公道・私道に関わらず警察への届け出は義務になります。ちょっとした接触事故でも必ず届け出しましょう。
- 今回はブレーキのペーパーロック現象について紹介します。長い下り坂などでフットブレーキを多用していると、ブレーキディスクの熱がブレーキフルードに伝わり、フルードが沸騰してしまうことで気泡が発生します。この気泡が原因で、ブレーキを踏んだ際の油圧がブレーキシステムにうまく伝わらず、ブレーキが効かなくなってしまうことが、ペーパーロック現象です。下り坂などでは、エンジンブレーキを併用するなどして、気をつけましょう。
- 道路の案内標識に書いてある地名には、一定のルールがありますので紹介します。①基準地:重要地の中の主要都市②重要地:県庁所在地・政令指定都市・地方生活圏の中心都市など③主要地:二次生活圏の中心になっている市や町④一般地:②や③以外の市町村など*優先順位は①→④の順です。
- 車両への給油で、ガソリン車に軽油をいれてしまうなどの間違いが、意外にも多いそうです。中には「軽自動車だから軽油」と勘違いされたケースもあるそうですが、そのまま走行してしまうとエンジンが壊れてしまう可能性もあります。もし油種を間違えて給油した際は。スタンドまたはJAFなどに連絡して抜いてもらいましょう。
- 3月31日に国土交通省より、令和4年1月のトラック輸送情報が発表されました。一般貨物の全国統計では、前年同月比100.9%と横ばいですが、北陸・信越では106.9%、関東では104.4%と延びていますが、中部や中国、沖縄では100%を割りこんでいます。また、前月比では89.9%と時期的なものもあり、10%を超える減少となりました。
- 新品のタイヤの側面についている黄色マークと赤色マーク、その意味について解説します。黄色マークはタイヤ全体で一番軽い部分に付いていて、そこにエアバルブの部分を合わせれば、全体のバランスが取りやすいことを示すものです。赤色マークは、外径が一番大きい部分を表しています。タイヤは完全な真円にはなっていないので、ホイールに組み込む際の目安にすることがその目的です。
- 山間部などで見られる「警笛鳴らせ」の標識、クラクションを鳴らさないと違反になってしまいます。ただし、鳴らす箇所には下記の決まりがあるので、注意が必要です。1.左右の見通しがきかない交差点2.見通しがきかない道路の曲がり角(カーブ)3.見通しのきかない坂の頂上付近「見通しのきかない」がキーワードで、見通しのきく場所で鳴らすと違反になってしまいますので、注意が必要です。
- 高速道路上で車の故障によるJAFロードサービスの出動要請について、調べてみましたので紹介します。データーは2020年の四輪車になりますが、1位はタイヤのパンクやバーストで20,039件(38.87%)、2位が燃料切れで6,050件(11.74%)、3位が事故で3,885件(7.54%)でした。以下、バッテリー上がり、オルタネーターの故障と続きます。燃料切れが2位なのは、少し意外な結果でした。
- 新車や中古車を購入した際に、「リサイクル費用」を支払いますよね。その費用はシュレッダーダストの処分、エアバッグのリサイクル費なども含み、6,000円~18,000円ほどを預託しますが、その金額は車種によって違いがあるようです。事前に金額を知りたい時には、メーカーのホームページなどで確認できます。
- 近年では高速道路に限らず一般道でも、逆走のニュースが多く見掛けられます。逆走車は追い越し車線を走る傾向が、多く見られるようです。追い越し車線を走行中の場合は、左側の走行車線に移動して、速度を落としてやり過ごしましょう。その後は安全な場所に停車して、110番または高速道路上でしたら非常電話などから通報をしてください。
- 高速道路上でサービスエリアやパーキングエリアの案内標識にある「i」のマーク、これは「ハイウェイ情報ターミナル」が設置されていることを表します。「ハイウェイ情報ターミナル」は、事故や渋滞、道路規制、気象状況などの情報が掲示されている大型電子掲示板の事で、ご覧になられた方も多いかと思います。
- タイヤの空気圧が、なぜ減っていくか(特に寒い時期)について紹介します。タイヤのゴムには目には見えませんが、ミクロの穴がたくさんあります。ここから月に数%ずつの空気が漏れ出しているのです。ただし気温が上昇していく時期は中の空気が膨張するため、タイヤの空気圧はそれほど減少しません。逆に寒くなっていく時期は、中の空気が収縮することもあるので、空気圧の減りが大きくなります。タイヤは高温による空気の膨張がありますので、タイヤが完全密閉されるのも、かえって危険ですよね。空気圧は、安全面からも適正にしておきましょう。
- 車のナンバープレート、最近では希望ナンバーの車も増えてきました。実は3桁の分類番号で、希望ナンバーかどうか判ります(抽選番号は除きます)。3ナンバー登録車は、310~399、5ナンバー登録車は、510~579、 軽自動車は、583~599が、希望ナンバーに割り当てられています。
- 各都道府県が管理している県道や都道などですが、大きく分けると2つの種類に分かれます。1つ目は「主要地方道」ですが、道路番号は1~100番が割り当てられており、都市間や高速道路などと結ぶ幹線道路の役割を果たしている道路です。2つ目は「一般都道府県道」と呼ばれ、101番号以降の道路番号が割り当てられています。こちらは、地方と地方を結ぶ道路が多く、中には酷道とも呼ばれる未舗装の道路も含まれています。
- 高速道路のトンネル天井に、ぶら下がっている巨大なプロペラですが、「ジェットファン」が正式名称になります。ジェットファンは、排気ガスをスムーズにトンネル外に出し、同時に新鮮な空気を取り入れることが役割です。その風速は、最大で風速30m/秒以上というから、看板などが飛び、車もひっくり返る位の大型台風並の能力があるそうです。もちろん普段はゆっくり回っていますが、トンネル内が渋滞して空気が滞留した時には回転数もアップさせて、強力な換気を行っています。
- 2022年4月の道交法改正により、乗用車5台以上または定員11名以上のマイクロバス等を保有する事業者は、安全運転管理者による目視でのアルコールチェック及びチェツク記録簿の1年間保管が義務化されます。更に2022年10月からは、アルコール検知器による検査を行い、確認した内容を記載したチェツク記録簿を1年間保管する義務が追加されますのでご注意ください。
- 衝突時に乗員を守ってくれるエアバッグですが、エアバッグが開く速度は時速100km~300kmと高速です。火薬の力で開ききるまでの時間は0.05秒、目には止まらない速度ですよね。シートベルトを装着していないと顔や胸部を強打しますので、必ずシートベルトも併用しましょう。
- 警察庁の発表によると、2021年の交通事故死者数は2636人(前年比203人減)で、1948年の統計開始以来最少を更新しました。交通事故死者数のピークは1970年の16765人ですので、当時の17%ほどに大きく減少したと言えます。とは言え、交通事故は加害者になっても、被害者になってもいけませんので、安全運転を心掛けましょう。
- 令和3年10月の一般貨物トラック事業者の輸送量は、前月比108.1%、前年同月比 99.9%の結果でした。前年同月比は、九州が111.2%、関東106.7%、四国106.6%、北陸信越104.6%と前年を上回ったものの、沖縄75.4%、中部92.6%と5%以上下回る地域もある結果となっています。(国土交通省調査)
- 車のハンドルは、最近でこそ楕円形のものが見られますが、丸いものが常識ですよね。実は、1894年のフランスでレース用に開発されたものが、その始まりなのです。それ以前は、レバーやクランクを操作して、車の向きを変えていました。
- 海外での研究結果によると、一番事故率が低い車体の色は、「シルバー」だそうです。その理由は、太陽光での反射で遠くからでも目立つことと、夜間でもライトの反射で目立つことになります。やはり、目立つことは大事なのですね。では、逆に一番事故率が高いのは、「青色」との結果が出ています。青は心をリラックスさせる効果があるので、周りのドライバーも危機感を感じず、つい注意が散漫になってしまう傾向があるそうです。では白色や黒色はというと、平均値くらいとのことで、意外にも黒の事故率が低いのは驚きでした。
- 都市部から地方まで、地域の足として活躍する路線バス。この路線バスですが、定員オーバーといったものは存在しないそうです。その理由は、路線バスには「サービス定員」といったものが設定されていますが、車体の大きさにもよりますが70~80名 ど。ところが、一般的な路線バスは60名ほど人が乗ると、ギュウギュウ詰めで身動きがとれない状態になってしまいます。物理的にも、定員オーバーの乗車は無理との事だそうです。
- 道路上に引いてある白線(車線境界線)ですが、この白線の長さは8m、白線と白線の間隔は12mと決められています。合わせてセットにすると20m、5セットで100mとなるのです。これを車間距離を取る際に、目安として使うと良いかもしれませんね。
- 高速道路を走っていると、壁面を植物のツタが覆っているのを見掛けます。実はこのツタは、勝手に生えているわけではなく、CO2の削減や外観の美化を目的に、NEXCOによって植えられたものです。このツタは正式には、「ナツヅタ」という種類で、甲子園球場の外壁を覆っているものと同じ種類になります。しかも、最初は甲子園球場から種子を譲り受けて栽培したそうで、現在もその子孫が残っているわけです。高速道路と甲子園球場、意外なつながりがあるものですね。
- 現在の日本では「止まれ」の標識は逆三角形に統一されていますが、1963年頃までは八角形の形をしていました。ちなみに海外を見てみますと、八角形の「止まれ(STOP)」が主流です。逆三角形の意味は、他の標識と区別を付けるため、また不安定な形で注意を引き寄せる心理効果など、ちゃんとした意味が有るそうです。
- 全国のトラック車両台数および輸送トン数(令和元年:軽自動車は含まない)について書いてみます。車両台数 7,693,955台 (内訳 営業用:1,482,364台 自家用:6,211,591台)(自動車検査登録情報協会調査より)輸送トン数 4,308百万トン(内訳 営業用:3,033百万トン 自家用:1,275百万トン)(国土交通省調査より)台数は自家用が8割を占めますが、輸送トン数は7割が営業用が占めています。
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